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和歌山、白浜「九十九」
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 パーカッション奏者、柳沢ガクくんの紹介で、初めての白浜、そして紀伊田辺ライブができることになりました。
 その初日は白浜『九十九(つくも)』さん。
 和歌山市から南へ来たことのないオレには新鮮な風景の中を、大阪からの列車でたどり着く。
 白浜駅に迎えに来て下さった九十九のマスター古久保さん、通称ジャズくん。一目で安心させていただける感じ。オレに白浜の美しい浜辺を見せてくれるためにクルマは迂回。もうすでにありがたいです。
 日本各地回っていて、実感するのは、都会でない町の人のつながり。
 もちろん西荻窪のような村(笑)(by知己さん@サンジャック)も東京にはありますが。
 「白浜時間」とジャズくんは言ってましたが、どうしてどうして、皆さん、かなり時間通りの集まり。お客さん同士の会話から伝わる、あたたかな雰囲気。
 生音でやるにはやや広めのお店なので、多少苦労するところもあったけど、いいライブになりました。
 ライブ終わり深夜の雨。
 純日本旅館といったたたずまいの「九十九荘」に泊めていただき、引いたばかりの温泉の初の入湯者はオレ。なんて贅沢な。
 雨音をしみじみ聞きながら、ありがたくしあわせな気持ち。
 
 写真は九十九マスター、ジャズくんこと古久保さんと素敵な奥さんの真帆ちゃん。それから泊めていただいた『九十九荘』の佇まい。
# by teradamachi | 2010-06-23 12:05
大阪、放出『HOT BROTHERS』
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 昨日は大阪。
 オレの弟分的存在である、18年来のつきあいの加藤吉樹に企画をお願いしたライブ。
 会場は現在、吉樹が暮らす放出(はなてん)のロックバーHotBrothers。
 マスターの清水さん、いきなりお人柄全開のいい人。音もやりやすそう。
 吉樹はもともとギタリストだけど、近年アラブの民族楽器ウード奏者としての活動がメインとなってきている。
 昨年4月に神戸で初めてデュオでやって以来。リハーサルで、すぐに成長ぶりがわかる。これならいける。

 今回はなんと、吉樹の息子、颯太郎6歳がオープニングアクトをやってくれる。キーボードを弾いて歌う。オリジナル曲もあるのだ。
 これがなんとまあ、お世辞ぬきで、めちゃくちゃよかった。音の使い方、曲の構成、しっかりと音楽だった。いやあ、素晴らしい。
 そしてオレ。1ステージはソロで。
 お客さんの雰囲気、すごくよくて、カウンターの中でマスター清水さんものりのり。実にやりやすく、気持ちがいい。
 少し休憩をはさんで吉樹のウードソロ。とてもいい。オレの中に広がる景色。
 そしてオレと吉樹でのデュオ。
 一年前とは全然違う、吉樹は自分の音色とグルーヴをつかんだのだ。オレは何も気にせず、ぐんぐん歌っていけた。吉樹がオレの歌を口ずさんでる。やつはうれしいことに、もともとオレの大ファンなのだ。その吉樹と、こんな風にいっしょに演奏できるようになるなんて、実に感慨深い。そしてお客さんの熱い反応。オレは大阪で歌えているんだなあ、とうれしくてたまらなかった。
 終わってからもお客さんとのお話がめちゃくちゃ楽しく、そんな空間を作ってくれているマスター清水さんに感謝の夜でした。
 深夜、吉樹宅に帰ってからも、興奮さめやらず、明け方までついつい、飲み語ってしまいました。
 

 写真、右が吉樹、真ん中がマスター清水さん。
# by teradamachi | 2010-06-22 16:51



旅する歌唄い“寺田町”。 旅をつづけなくちゃ...