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京都「喫茶のん」
 一乗寺ののんびりとした通りを歩いて「喫茶のん」の扉を開けるとのんパパの笑顔が迎えてくれた。前回はパパは留守だったので3月以来。せっかく「のん」に来てパパに会えないのは寂しい。だからうれしかったなあ。
 そして夏以来の砂布均との再会。軽く二人で音を出すと今夜もいい感じ。二人での「酔いどれ達の夜」も今回で15回目。今回は神戸から歌姫、田中智子ちゃんがゲスト参加してくれる。もともとはピアノの弾き語りをしていた彼女、近年始めたギターでの参加に緊張してるのがかわいくておかしかった。
 「のん」では生音ライブ。まずはオープニングはいつものように砂ちゃんとオレでオレの「飲みにいかないか」。そして砂ちゃんのステージ。新曲のなんでもない曲がとてもよかった。今回の課題曲は故・西岡恭蔵さんの名曲「プカプカ」。オレと同じで砂ちゃんもこの曲を長いこと歌っているのがわかる。
 そして砂ちゃんの名曲「フェンスの向こう」はやはり名演だったなあ。ギターの呼吸感がとてもいい。
 そして緊張の田中智子ちゃん(笑)。以前CDはいただいて聴かせてもらってたけど、生では初めて。やっぱり生のがいい。CDを聴いたとき、一見普通の歌っぽいのに、どこかはみ出してる感じが妙に(よい意味で)気になったのだけど、そのへんのよさがライブだと明確に出ていてよかった。そして本人はまじめに話してるんだろうけど、オレにはとてもおかしくて仕方なく、受けまくってました(笑)。11/4神戸での彼女とのジョイントライブが楽しみ。
 さてオレの出番、となると砂ちゃんはもちろんお客さんたちも、オレが店のどまん中で歌えるよう、実にスムースにセッティングしてくれる。これってすごいことだね。
 「ななめにかしぐオリオン座」でスタート。店の空気がすーっと変わるのがわかった。「のん」では必ず音楽の女神様がおりてきてくれる。
 田中智子ちゃんが自分の顔をお月様にたとえていたので彼女のためにソロでは久しぶりの「俺のお月さま」を彼女に贈る。なんだかとてもよく歌えて、この歌が愛しくなりました。
 さて課題曲「プカプカ」。オレも高校生の頃からよく歌ってきて、このごろでも打ち上げなんかでときどき歌うけど、ライブでやるのは初めて。枕をつけてアカペラで歌った。「どうだ!」って感じ(笑)。
 ラスト前はこの旅では初めての「その雨が降るまでは」。そしてラストはのんパパのために「スクラッチノイズのすき間から」を。手ごたえ十分。
 アンコールは可愛い紫苑ちゃんからのリクエストで「ドアのノブにはクリスマスのリボンが」。
 終わって飲んでるとのんパパが来てオレのギターを手にとり「おかえしに」とワンコードのオリジナル曲を歌ってくれて感激。
 帰りにはのんママがオレと砂ちゃんのためにおにぎりとゆでたまごを作ってもたせてくれる。またまた感激。大好きな「喫茶のん」また春に帰ってきます!
by teradamachi | 2007-10-30 16:33
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旅する歌唄い“寺田町”。 旅をつづけなくちゃ...