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ララ京都
一人の時間が長めにないとブログは書けない。
というわけで今、京都から福井方面に向かう列車の中。連日晴天の旅だったけど日本海側はどうなんだろうか?1年前は雨だったもんな。
一昨日夕方から昨日の午後までヴァイオリンの宮嶋哉行と半年ぶりの再会。三重県でいっしょにダチョウを見て以来だ(笑)。
25年来、現役(?)でつきあっているもっとも古い友達。オレはやつのことがすごく好きだ。やつの話はとてもおもしろく、そして示唆に富んでいる。それぞれのやりかたでずっとよい音楽を求めて歩きつづけてきた。またやつはオレにいっぱいいい音楽をおしえてくれる恩人でもある。深く尊敬し合える古い友達がいる、というのは人生の大きな喜びだ。
一晩と明けての午後、京都は桂の方の川のせせらぎの聞こえる部屋でゆったりと時は流れ、話は尽きなかった。
そうそう「ピアノバーふら~っとホーム」のリハーサルでやつがギターの弾き語りとカリンバの叩き語りで歌を聴かせてくれたんだけど、これが素晴らしくてびっくりしてしまったよ。いつのまに!すごいよ宮嶋は。
さて昨日の午後、宮嶋と別れ初めての叡山電車に乗って、のんびりとした風景の中を(京都の街はどこからでも山が見えるもんなあ)一乗寺の「喫茶のん」へ。昔から名前だけは知っていたけど来るのは初めて。
早く着いてしまったのでお店でブログを書こうかと思ってたんだけど、初対面のマスターの笑顔を見たとたんオレはうれしくて怒濤のように(笑)しゃべり始めてしまった。
マスターはオレより16、7年上かな。36年お店を続けている。すごいなあ。でもそこには全然力みはなく、やわらかいたたずまいにほっとさせられる。ここにも素敵な大先輩がひとり。
そうこうするうちに「のん」でのライブを企画してくれた砂布均も到着。まずはビールで乾杯。
やつとオレとのジョイントライブ「酔いどれ達の夜」も今回で12回目。このお店なら絶対にいいライブになると確信。
お客さんもいい感じに入り、さて本番。いつものように二人での「飲みにいかないか」でスタート。生音ライブだ。
そして砂布のソロステージ。おっ、のってるねぇ。あいつこんなキャラクターだったっけ?(笑)
そしてオレだが、お店の作りが細長いので奥で歌うとカウンターから入り口への音が少々小さいのが気になり、始める直前に急遽強引に真ん中で歌えるスペースを作るという場外乱闘的反則ワザ(笑)を敢行。これが効を奏して実に気持ちよく歌えた。いやあ「のん」は最高だ!オレは京都でこうゆう場所を求めていたのだ。
アンコールは砂ちゃんといっしょに「夜を泳ぐ魚」。打ち上げはもちろん盛り上がり、リクエストで砂ちゃんは名曲「フェンスの向こう」そしてオレは「名もなき街角で俺達は名もなき者として出会った」(実にその場にふさわしかった。「のん」に乾杯!素敵なマスターとママさんに心から感謝します。大好きなお店がまたひとつ。また来年早春に!
by teradamachi | 2006-10-28 15:40
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