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北海道ツアー初日、函館『銀色のグラス』
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 今年も夏の北海道ツアーが始まりました。
 初日は函館。
 函館には5年前にイベントで演奏させていただいてますが、正式なオレのライブとしては今回が初めて。
 「函館の『銀色のグラス』ってお店の人が寺田町さんのこと気に入ってるようですよ」とオレに教えてくれたのは、鳥取県米子の『ワンメイク』のピコさん。
 へえ、うれしいな。だけどどうしてオレのこと知ってくれたのかな?と思っていたら、昨年12月の札幌『LOG 』でのオレのライブに『銀色のグラス』の奥さんの高橋麻衣ちゃんがお越し下さったので、その理由をお尋ねしました。
 3年ほど前、『LOG 』でのオレのライブでオープニングアクトをしてくれた堀木光太郎。
 その光太郎が札幌を引き払って地元である函館に帰り、『銀色のグラス』の高橋直樹くん麻衣ちゃん御夫妻に「寺田町って人を是非聴いて下さい!」と言ってくれたそうなのです。

 さて、5年ぶりの函館でしたが、函館はいい街です。歩いていて気持ちがいい。海があって山があるのもオレの好み。
 函館駅前から路面電車に揺られ、五稜郭公園前で降り、いい感じの飲み屋があるなあと少し歩き、やってきました『銀色のグラス』。
 マスターの高橋直樹くんとは初対面なのですが、一瞬で打ち解けてしまいました。そして共通のミュージシャンの友人だらけなのです。音楽はこういうところもいいな。
 『銀色のグラス』にはもちろん初めて来たわけですが、すーっと空間に身体がなじむ感じ。オレはこういうお店をいっぱい知ってるぞ(笑)。
 リハーサルを終えた頃、奥さんの麻衣ちゃんも登場。先ずは直樹くんと3人で乾杯。ビールがとくに美味しい昨日の函館。
 直樹くんが用意して下さったおつまみがまた絶品。北海道弁で言うところの「飲まさる」ってやつですね。
 直樹くんと麻衣ちゃんが熱心に常連さんをお誘い下さったおかげで、初めてにかかわらず、しっかりとお集まり下さったお客さん。
 その雰囲気が、すでにいいライブになることを予感させてくれました。もちろんその予感は的中しました。

 オープニングアクトは、その堀木光太郎がつとめてくれました。光太郎と会うのは3年ぶりくらいになりますが、丁寧ないい演奏をしてくれました。
 前に『LOG 』で光太郎を聴いた時、オレは「光太郎はとてもいい作品を書いているのだけど、光太郎自身がそれをどう伝えようとしているのかがわからない」というようなことをオレは言ったのだけど、昨日の光太郎はあきらかに、その時の光太郎とは違っていました。しっかりとオレにも響く歌を歌ってくれました。以前聴いた曲はさらによくなっていたし、新曲がよかったのは、彼の現在形としてのよさのあらわれでしょう。うれしいことでした。

 そしてオレ。
 直樹くん、麻衣ちゃん、お客さんがとっても期待して下さっている気配に感謝しつつ、あくまでもそれに甘えないこと。こういう時こそ、自分自身を越えてゆかねばならない。なかなかやるじゃないか、もうすぐ58歳の寺田町(笑)。
 ふりしぼるように、いいライブをさせていただけました。
 あ、そうだ、お客さんが素晴らしかったのです。
 曲の演奏中、はしばしで、反響、盛り上がって下さったのですが、それが表面的なものではなくて、フレーズであったり、言葉であったりに、鋭く反応してもらえるのです。これはやりがいありますよ。本当に素晴らしいお客さんでした。
 ラストソングは、ここで大江健人がよくカバーしてくれているという「公園には捨て猫」。
 熱いアンコールをいただいて、光太郎のリクエストで「フォークソング」。麻衣ちゃんからのリクエストで「チンピラ」。
 お店でそのまま打ち上げ。『銀グラ』おすすめのシンガーたちが素敵な歌を歌ってくれました。
『銀グラ』、層が厚いぞ!
 最後の最後、今日は無理かと思っていた「いつも何度でも」歌うことができた深夜。
 また来年、きっと帰ってきます。素敵な、素敵なお店、『銀色のグラス』。直樹くん、麻衣ちゃん、本当にありがとうございました!
 そしてここに繋いでくれた光太郎には本当に感謝です。ありがとう!

 写真1は『銀色のグラス』の麻衣ちゃんが撮って下さったライブの模様。
 写真2は手前から『銀色のグラス』の直樹くん、オレ、麻衣ちゃん、堀木光太郎。
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by teradamachi | 2018-07-01 13:34 | Comments(0)
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