オレ、寺田町の「古巣」、東京は高円寺の『稲生座』で、こうして改めてライブをする、させていただける日が来るとは思っていませんでした。 マスターであった柴田浩志さんが亡くなって11年。オレは故あって、稲生座ではライブを、もうしないつもりでしたが、6年前の東日本大震災の被災者の方たちへのチャリティのライブへの出演、その後のママであるエミちゃんとのうれしい再会を経て、今回は、かつての『寺田町Group 』のギタリスト吉村一博とアイリッシュフルートでのデュオとの対バンをとの御申し出を、ありがたく、素直に、そしてうれしく、受けさせていただきました。。 久しぶりの稲生座。ここでオレは育てていただけたこと、ありがたく、忘れずにいました。(大切だからこそ、出ないでいたのもありますが) エミちゃん、そして、かつての丁稚で番頭を経て(笑)の堂々の店長、レイチェルとのうれしい再会。『稲生座』を守ってきてくれた、大切な人たち。 そして、吉村とのライブの場での再会。そしてそして、アイリッシュフルートの演奏者は、なんとオレの大好きなドラマー、サトちゃんでありました。(9年前からこの楽器をやっていたそうです) 吉村はトリオバンド『ラズロ・コバクス』をやっていますが、それとは全く別のこのデュオ。すごくよかったです。 サトちゃんのアイリッシュフルート、とてもよくて、吉村のギターは見事にリズム隊であり、あるときはソロ。ボーカルも落ち着いていて、全体がかっこよかったです。 そんないい空気の中、オレも大切に演奏させていただきました。 『稲生座』全体の空気、お客さんの雰囲気、とてもよかったなあ。 エミちゃんが「(友人、知り合いは)どんどんいなくなっちゃうけど、だからこそ、生きている間は楽しくいないとね!」と30年前と変わらない素敵な笑顔で言ってくれたのに、心より同感です。 音楽があってくれるからこそのこの、本当にありがたい再会に心より感謝です。 写真は色々と撮りたかったのですが、そんなゆとりもなく、リハーサルの吉村とサトちゃん。
by teradamachi
| 2017-05-08 00:28
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