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京都『どん底ハウス』酔いどれ達の夜vol.22
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 昨日は和歌山から京都へ。夕方、東山で地下鉄を降り、まずは共演者であり、泊めてもらう砂布均宅へ。
 スナちゃんから「今日『ふちがみとふなと』のふちがみさん、来てくれるよ。『寺田町さん、前から聴きたかっんです。』って。」 えーっ!オレは『ふちふな』の大ファンなんです。まだお会いしたことはなかったけれど、素晴らしい歌い手、渕上じゅんこさんを、オレは尊敬しているのです。
 そのじゅんこさんが、オレのライブに来てくれるなんて!
 もう、いきなりテンションが上がります。
 偶然にも、このツアーに出る前、久しぶりに『ふちふな』の名盤『ヒーのワルツ』を聴いて、「あー、やっぱりすごくいいなあ!」と思っていたところなのでした。

 スナちゃんちから、河原町二条の『どん底ハウス』へと歩いて向かいます。
 加茂川を渡る橋から見えた、夕暮れの京都の景色は素晴らしく、一時寒ささえ忘れました。

 『どん底ハウス』は、ある意味、「伝説の店」で、オレはお付き合いはありませんでしたが、かつて、そうしたお店が存在していたことは、知ってました。
 その『どん底ハウス』が昨年、場所を変えて復活。今回、ご縁をいただき、砂布均とのシリーズライブ『酔いどれ達の夜vol.22』の舞台とさせていただきました。

 新しい『どん底ハウス』は、その名前とは裏腹に、ビルの5階のガラス張りの景色の素晴らしい、実に気持ちのよい空間でした。

 今回はゲストに、「あの」ブルースマン、カンチさん。雪の綾部から駆けつけてくれた、ギター職人の木村くんのベースを従えて、期待通り、大笑いさせてくれました。カンチさんのギブソンJ-50、いい音してます。

 そして砂ちゃんもギブソンJ-200をかっこよく鳴らし、エンディング「聖夜」まで決めてくれました。

 オレは舞台から降り、生音で『どん底ハウス』の空間と共演。相性いいぞ。
 なんと、1曲目でギターの3弦が切れてしまったけれど、5弦ギターの響きを楽しむことにして、ぐんぐんいきます。
 途中「GoodBye」だけはカンチさんのギブソンJ-50をお借りして。
 熱いアンコールには、アカペラで「一片の音楽」。オレはまだまだ歌っていけます。

 終わって、渕上じゅんこさんと飲みつつお話。別件の用事をすませてきた、『ふちふな』の船戸さんも合流。さらに感激です。きっと共演しましょうと、うれしい約束。

 そうこうするうち、名古屋から『スローバンド』にライブで来ていたHOBOけいすけもやってきて、にぎやかに楽しいクリスマスの夜。2011年のオレのライブ納め。来年もよろしくお願いします!

 写真はオレのアイドル紫苑ちゃんと。
by teradamachi | 2011-12-26 16:01
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旅する歌唄い“寺田町”。 旅をつづけなくちゃ...