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徒然
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 東京の水がヤバいとか、様々なネガティブな情報の中、でも生きるのだ、歌うのだ、と馬鹿のひとつおぼえのように。
 
 札幌からツアーで瀬尾がやってくる。お互い、音楽をやるしかないのだ。
 
 オレは切りそびれ、伸びすぎた髪を切りに、いつもの友人の美容室へ。さっぱり。
 夜はまたずいぶん冷えてきた。
 深夜、「音や金時」でのライブ後、サンジャックに寄ってきた瀬尾と軽く飲み、移動やライブや飲酒で疲れた瀬尾が眠った後、昨日から書きかけていた、ある名曲への歌詞を書き上げる。
 これは3年越しにやりたかった仕事なので、うれしさひとしお。
 3年前に取りかかり、気に入った書き出しが書けていたのにかかわらず、座礁していたこの作品。
 先日の板橋文夫さんとの北海道ツアーのために、板橋さんの名曲『渡良瀬』のための言葉を紡ぎ、そして、ツアーで実際に演奏させていただけたことが、オレの中のまた新たな扉を開いていただけた感があります。
 札幌『くう』での初日の後、瀬尾と、これに関して交わした会話で「あっ!」と思えたのでした。今なら書ける、と。
 大変な状況だけれど、こうして、日々、自分の人生をかけた仕事に向かい合えるのは、本当にありがたく、幸せなことです。誰かと比較するでなく、丁寧に、感謝を込めて。
by teradamachi | 2011-03-24 03:46
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