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早川義夫さんのライブををサンジャックで見てしまった。
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 11歳上の兄貴の影響で子供のときからジャックスと早川義夫さんのレコードは聴いていた。
 高校生の頃はすでにその存在は伝説であり、兄貴の持っていたレコードを繰り返し聴き、早川さんの著書「ラブ・ゼネレーション」を何度も何度も読んだ。
 『個の意志の持続』。当時そんな言葉は知らなかったが、一言で乱暴に言ってしまえば、そう言える何かをオレはそこからくみとっていたのだと思う。
 早川さんが本屋さんになってからの著作「僕は本屋のおやじさん」も、かたちは変えても変わらぬその意志を感じさせてくれる好著だった。
 その早川さんが90年代前半に新たに歌い始めたことにはびっくりしたし、興奮した。
 その最初のライブのチケットはあっという間に完売で行けなかったけれど、知人がそのライブを隠し録してダビングしてくれた。
 それはとても強烈な歌と演奏で、オレはそれを聴いて「もうオレなんか歌わなくてもいいんじゃないか?」と一瞬思ったけれど「いや、だからこそ歌うんだ」とすぐに思い直した。
 それからもずいぶん時がたち、昨年から早川さんは西荻窪サンジャックでライブをするようになった。
 これは困ったなあ、と思った。お世話になっている、しかも目と鼻の先のサンジャックで早川義夫が演奏しているのだ。これはいずれ見に行かないわけにはいかないが、こわい。
 逃げ場のないサンジャックで(笑)早川さんのライブを見て、感動のあまり号泣してしまったり、ライブ後、超ミーハーになってしまったりしたら非常に恥ずかしい。
 だからサンジャックで早川さんのライブがあるとき、これまではオレはツアー中だったりして行けないことに、どこかでほっとしていたのだと思う。
 そうこうするうちの一昨日、28日。夕方サンジャックの知己さんからメール。来月オレが初めて共演するアコーディオンの熊坂るつこちゃんと早川義夫さんのライブなので来ませんか?との。
 るつこちゃんとは昨年のサンジャックの新年会でお会いして、音源も聴かせてもらってはいるけれど、リハーサル前にできればライブを見たいと思っていた矢先。断る理由はありません。
 かけつけると、早川さんとの前にるつこちゃんは兄であるウッドベースの熊坂義人くんとの兄妹デュオ「ケチャップ」で演奏していました。
 一瞬でびっくり。知己さんがなぜ彼女とオレとの組み合わせを思いついたのかを瞬時に理解しました。そして早川さんが彼女を今お気に入りの理由も。
 まだ20代半ばのるつこちゃんだから、技術はもっともっと必要なのだろうけれど、それ以前に彼女には内面からほとばしるものすごい力がある。全身が音楽になっている。普段のおとなしい、野にひっそり咲く花のようなイメージからは想像できないセクシャルなエネルギーに充ちている。
 オレはすっかり4月17日のサンジャックでの彼女との共演が楽しみになってしまった。やはり「ライブ」なんだよ。
 あ、早川さんとるつこちゃんの共演、もちろん素晴らしかったです。後半、義人くんが加わっての演奏もよかったし。
 オレも無事号泣せずにすんだし(笑)。
 生き続けることは素敵だ。
 オレは今年の7月19日に五十歳となる。
 札幌「浪漫風」で7月18日ライブをさせていただけることになった。
 その余韻の中で深夜12時を迎え、新たな五十代へ向かわせてもらうのだ。
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by teradamachi | 2010-03-30 05:14 | Comments(0)
西荻窪サンジャックでスペシャルトリオ!
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 珍しく雨のライブ。もっともピアノの石田幹雄はかなりの雨男なのだけど。
 サンジャックの知己さんにセッティングしていただいたバイオリンの喜多直毅さんとピアノの石田幹雄との初トリオ。それぞれはデュオでやってきているのだけど。
 このセッティングは知己さん曰く「鉄板!」「どう転んでも絶対面白くなる、転んだらまた面白い」との予想が、さらに予想を越えた面白さに。そう文字通りものすごいライブになりました。
 喜多直毅と石田幹雄という二人の天才に囲まれ、オレはとことん音楽の女神さまの奴隷となりました(笑)。
 喜多さんの素晴らしいのはもちろん、ここ数年デュオでライブを重ね、そして一緒にアルバムを作った石田幹雄、いつも最高だけど、オレには過去最高と思えるものすごい演奏でした。こいつはどこまでいくんだ?!いやいや、もっともっとさらにすごくなるだろう。
 そして幹雄より先輩である喜多さんが、ものすごく、そして粋に幹雄を生かす方向へ引く、かっこよさ。 一方で喜多さんのバイオリニストとしては希有なグローブを持ったバッキングのセンスを生かすべく、音を抜く、その幹雄のセンス。
 すごく体力を使ったけど(笑)ものすごいライブをさせていただきました。
 こういうことを発想し、実現させていただいたサンジャックの知己さんにスペシャルサンクス!
 そして知己さんを支えるみっちゃんに本当にありがとう!
 もちろん雨の中、しっかり集まっていただけたお客さんに心からの感謝を。
 あ、知己さんが「このセットは一回で終わらせるのはもったいないから、半年後くらいににまたやりましょう!」とうれしいお言葉。
 写真1はサンジャックの看板。
 写真2はなぜか知己さんの長靴をボクシンググローブのように手にはめた石田幹雄と知己さんとオレ。
 今回も喜多さんの写真を撮りそこねました。残念!
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by teradamachi | 2010-03-25 04:26 | Comments(0)
明日はサンジャックでスペシャルトリオライブ!
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 只今、東京駅から西荻窪へ帰ってゆくところ。
 明日は西荻窪サンジャックにてヴァイオリンの喜多直毅さんとピアノの石田幹雄とのトリオでライブ。
 それぞれではデュオでやってるけれど3人では初めて。サンジャックの知己さんから「激しく楽しみにしています。」とのメールが(笑)。
 是非ともよろしくお願いします!
 写真は札幌で空き日に瀬尾高志が作ってくれたカレー(笑)。
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by teradamachi | 2010-03-24 00:05 | Comments(2)
札幌「憩屋」(やすみや)
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 昨日は札幌「憩屋」にてソロでの打ち上げ的ライブ。札幌のオレの弟子、江良由里子が憩屋の恵礼に協力してもらって企画してくれました。
 最初は江良が秋田祐二のウッドベースと池田伊陽さんのギターで歌ってくれました。曲は1月に亡くなった浅川マキさんのレパートリーから。
 江良も秋田も池田さんもとてもよかった。特に最後の「マイマン」。
 オレは今回のツアー唯一のソロライブだったのだけど、ギターも身体になじんで集中したいいものができたと思う。
 後半、秋田を呼んで浅川さんの「ジンハウスブルース」を。そして「夜を泳ぐ魚」。
 ラストソングはソロで「一片の音楽」。
 アンコールは秋田と池田さんを呼んで「飲みにいかないか」。楽しい!
 打ち上げは美味しい鍋で。久しぶりに秋田とゆっくり話せてうれしかった。
 秋田祐二にはオレが北海道にライブに来はじめたときにとても世話になった。ブッキングから運転手、音響、泊まり。そしてやがて共演。浪漫風の佐藤さんと並んですごい恩人の1人なのだ。
 その後、江良や恵礼たちと別のお店で軽く二次会。 さらにその後、お客さんで来てくれたオレの妹的存在のレイジーバー子(笑)と一緒に浪漫風の佐藤さん宅に帰り、佐藤家の皆さんと最終打ち上げ。本当にありがたいです。最後オレは珍しくかなり酔っぱらってしまいました。
 そして本日只今、オレは新千歳空港へと向かう列車の中。北の大地に夏までお別れ。
 写真1は「憩屋」打ち上げでの秋田祐二と江良由里子。
 写真2は浪漫風マスター佐藤さん宅「裏浪漫風」(笑)カウンターからの佐藤さんの後ろ姿。
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by teradamachi | 2010-03-23 19:42 | Comments(0)
札幌北25「浪漫風」
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 昨日は三日月楽団としての北海道ツアー最終日。札幌北25条「浪漫風」。オレにとっての北海道ツアーの原点。
 ライブはもちろんばっちり。今回、浪漫風のマスター佐藤さんのために佐藤さんの大好きなオレの歌「上水沿いの道」を三日月楽団でとしてこの最終日へ向けてあたためていく、というのは一つの目的だったので、それが達成できたのはとてもうれしいことだった。
 熱いアンコールに「チンピラ」さらに熱い拍手に小川紀美代バンドネオンソロ「想いの届く日」。そしてラストは全員で「ルチア」。
 ライブの余韻残るお店を去りがたいお客さんの雰囲気がとてもうれしかった。 また来年も三日月楽団北海道ツアーやりたいな。
 深夜「浪漫風」を出ると素晴らしい雪景色。

 写真1は浪漫風ステージ前カウンターにおっかさんが飾ってくれた可愛い花。毎日おっかさんはオレが気持ちよく歌えるようにこうしてくれます。
 写真2はマスター佐藤さん宅での打ち上げでのおっかさんとアホな瀬尾。
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by teradamachi | 2010-03-22 17:52 | Comments(0)
札幌盤渓リブギャラリー
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 珍しく雨。瀬尾号に乗って三日月楽団は札幌の盤渓の山へ。リブギャラリーに着く頃には雪。リブギャラリーの大きな窓から雪の山の景色。
 リブの空間はいつもながら気持ちよく。
 2年前の三日月楽団での初めての北海道ツアー最終日、浪漫風のおっかさんから「満月みたいな三日月だった!」とうれしいお言葉をいただいたけど、本日のリブでのライブはまさしくそんな感じでありました。
 前半最後の「ハレルヤ」が終わって休憩に入るとご主人の大利さんが「前半なのにアンコールしちゃいそうになっちゃいましたよ。」と。うれしい!
 「旅立ち」「コヨーテ」「ブルーカラーズブルース」どれもほれぼれする感じの演奏だったと言ったらうぬぼれだろうか?
 でも本当に素敵な楽団なんだ。小川紀美代と瀬尾高志にブラボー!
 写真はリブギャラリーの薪ストーブの前での瀬尾。そしてリブの大利さん由美ご夫妻。今回もお世話になりました!
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by teradamachi | 2010-03-21 02:57 | Comments(0)
札幌ジェリコ
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 昨日は札幌すすき野のジェリコ。ピアノの中島弘惠ちゃんとウッドベース瀬尾高司とのトリオ。まだバンド名決まっておりません。 このメンバーでジェリコでやるのは初めて。
 お客さんは少なかったけれど、リラックスしたとてもいい雰囲気。
 お客さんで来てくれた小川紀美代ちゃん、うずうずして休憩の間にバンドネオンを取りに帰ってきました(笑)。
 そんなわけで終盤はこのトリオに紀美代ちゃんも加わりますます楽しく。
 ラストソングは久しぶりの「ルチア」。
 アンコールは「夜を泳ぐ魚」。弘惠ちゃんのソロが無茶苦茶かっこよかった!恐るべし23歳。
 外は雪が降ってたらしいけれど、暖かなジェリコの夜。打ち上げはマスター渋谷さんの美味しい料理で。いつもありがとうございます!
 
 写真はかわいい弘惠ちゃん。アホな瀬尾。とぼけた紀美代ちゃん。
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by teradamachi | 2010-03-20 16:11 | Comments(0)
移動日 北海道はまだ冬景色!
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 昨日は当初、夕張でライブを入れる予定だったのだけど、残念ながら実現できず帯広から札幌への移動日に。
 よい天気。鹿追町の食堂で美味しい豚丼。
 温泉行きがてら然別湖に寄ろうということになり、山道をぐんぐんクルマで登ってゆく。すごい景色。
 晴れているのだけど、山道の風は強く、路肩の雪が風で舞い上げられ、不思議な雪景色。でも運転手の瀬尾には大変。
 そして然別湖へ。すごく寒いけどクルマを降りて湖へ向かう三日月楽団一同。
 写真1は然別湖コタン村看板と氷上を歩く瀬尾と紀美代ちゃん。
 写真2は然別湖の氷で作ったコタン村の中の椅子に座る二人。なんと氷の建物の中にコンサートホール、バー、シネマシアター(ここでこの建物のメイキングビデオが流れてて、これが感動的。紀美代ちゃんは泣きそうに感激してました。)
 写真3は世界でおそらく唯一、湖の氷の上の温泉で足湯をする瀬尾。雄大!
 すごく寒かった後は温泉だ!とものすごい山道を苦労して走るわれらが瀬尾号!目指すは管野温泉。
 ようやくたどり着くとなんとやっていない!送迎のバスには雪が積もったまま。道のどん詰まりは除雪がなされておらず、Uターンできるのか?!
 苦労してなんとかクルマの向きを変え、虚しく山道を引き返す。紀美代ちゃんに急ぎの用事が入ったこともあり、温泉をあきらめ札幌へ。途中鹿一頭、キタキツネ一匹と遭遇。
 紀美代ちゃんを札幌の自宅に送り、瀬尾宅へ。
 洗濯をさせていただき、美味しい御飯をごちそうに。
 ぐったりしたけど、瀬尾もオレもそれぞれの事務仕事。富良野での三日月楽団ライブの録音を聞きつつ。
 3年目の三日月楽団。あきらかに進化をとげてるね。
 夜中に瀬尾とピアノの中島弘惠ちゃん宅へ移動。
 三人でつまみを作って飲もうとしてると、近所のサックス吹き工藤コウゴウもやってくる。
 何故か瀬尾が「大貧民をやろう」とトランプを出してきたのでバカな四人は飲みつつ朝方まで階級闘争を繰り広げたのでした(笑)。
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by teradamachi | 2010-03-18 18:58 | Comments(0)
帯広「ふた葉亭」
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 昨日は帯広近郊の川北温泉に寄ってから帯広へ。
 いつもお世話になっている「ふた葉亭」さん。
 ここの音の響きはとてもよくてやりやすいです。
 ありがたいことにお客さんも盛況。初めての方が多いのにいい雰囲気。
 紀美代ちゃんの曲にオレが言葉をつけた「旅立ち」もどんどんいい感じ。
 後半「コヨーテ」でオレがギターのカポタストを着ける位置を間違えたのはとほほでしたが、気を取り直して熱いライブを。
 ラストの「一片の音楽」は瀬尾が弓で出してきたパターンがよくて、今までにないかたちになって、とても新鮮でありました。
 アンコールは毎回来ていただいている作家の鳴海章さんに「チンピラ」を。
 そしていつもながらの楽しい夜。ふた葉亭の千葉さんの料理が素晴らしく美味しかったです。

 写真は帯広へ向かう狩勝街道。ふた葉亭では写真撮るのをすっかり忘れてました。すみません。
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by teradamachi | 2010-03-17 18:47 | Comments(0)
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 昨日はお昼にエムズバーのマスタードンちゃん宅で美味しい豚汁ご飯をいただき出発。
 途中、去年と同じに桂沢の湯の元温泉で雪山を目の前に小雪ちらつく中、露天風呂。なんて贅沢な。
 その後、岩見沢の上村さんと共に富良野を目指す。 が、その前に芦別の喫茶店「貘」へ。この店名は故・高田渡さんの命名。もちろん詩人の山之口貘さんから。
 昔オレが歌い始めた頃には各地にまだこんな雰囲気のお店があったなあ、と懐かしい木造りのお店。ここでライブやりたい!
 美味しいコーヒーをいただき、いざ富良野「傷つく森の緑」へ。
 傷森、濃厚な音楽のお店。マスター佐々木さん、強烈に音楽を愛している方。 ライブはツアー2日目。前日とはかなりメニューを変えて。
 富良野のライブを毎回企画していただいている上村さんから前日の打ち上げでそれとなくリクエストしてもらった「狭い露地から見上げた空はまるで奇跡のように青く広がる」を三日月楽団で初演。いいね。
 2日目にしてますますいいサウンド世界。「コヨーテ」すごくよかったなあ。 アンコールはお世話になっているカレー屋さん「唯我独尊」の宮田さんへ「チンピラ」。
 さらにアンコール、芦別から駆けつけて下さった「貘」の西正さんから「ななめにかしぐオリオン座」のナイスリクエスト。
 そしてとっても楽しい打ち上げ。さらに楽団員は宿の民宿で修学旅行状態に。去年もだったけど、まったくバカです(笑)。
 本日は唯我独尊で美味しいオムカレーをいただき食後のコーヒーを飲みつつ、店主の宮田さんとの会話盛り上がり、後ろ髪ひかれつつ出発。いざ帯広へ。とてもいい天気。

 写真1は三笠いくしゅんべつ川。
 写真2は傷森での打ち上げ記念撮影。 
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by teradamachi | 2010-03-16 14:16 | Comments(2)



旅する歌唄い“寺田町”。 旅をつづけなくちゃ...