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帰途
敦賀でのライブは今年で3回目。今回は初めての「ひろき」。店に入ったとたん「あー、ばっちりだな」と思った。店の空気に身体がすっとなじむ感じ。
敦賀でのライブは以前、京都の亀岡で砂布均たちが企画したライブイヴェントで出会った敦賀在住のシンガー、ジェット菊地くんが「酔い町」というタイトルで企画してくれて始まった。今年は毎年出演していただけている佐野直之さんがいろいろがんばって動いてくれました。
 出演はジェットくん&秋野紫苑ちゃん(紫苑ちゃんは現在京都在住で2日前の「のん」でのライブにお客さんとして来てくれていたのだが、このライブのために帰郷していただけた。ちっちゃい身体でしっかりしたサックスを吹くんだな。)
そして佐野直之さん&ドラムの長谷川アキ(呼び捨て・笑)
 いい感じでお客さんも入りライブはスタート。
じぇっとくんはいつもがんばって歌ってくれるけど今年は1年前にくらべてびっくりするほどいい演奏をしてくれた。オレがジェットくんにもとめていたイメージ通り。身体がのびのびグルーブしていた。紫苑ちゃんとのアンサンブルもとてもよかった。
 佐野さんはひょうひょうとした感じとそれでいて切ない歌をうたうのがオレは好きなんだけど、今年のアキのドラムとのセットはちょっと中途半端な感じがしたな。ふたりともとてもいいものをもっているので来年に期待。でもあいかわらず佐野さんはおもしろかった(笑)。
お店の雰囲気がすっかりいいのでオレはすーっと音楽に身をまかせることができた。後半「ドアのノブにはクリスマスのリボンが」をアキのドラムと。「こいつはリアルでロマンチック」を佐野さんのギターと。そして恒例「チンピラ」をジェットくんのカホーンと。いやあ気持ちよくて。そして締めは迷ったけど、出演者たちと、「ひろき」の素敵なマスター、そして手伝ってくださった方、そしてお客さんに「名もなき街角で俺達は名もなき者として出会った」。
アンコールは佐野さんのリクエストで「少年」。
そして打ち上げもとても楽しく、ツアーが終わるのが(つづいてゆくのだけど)少し寂しい気さえした。また来年行きますよ、ひろきさん。
今回も本当にいい旅だった。たくさんのお客さん、主催してくださったみなさん、迎えてくださったお店のみなさん、大切な友達、みんなにスペシャルな感謝をします。ありがとう!
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by teradamachi | 2006-10-30 18:57 | Comments(2)
今日も晴天。最終日
ただ今、昨夜の鯖江「ラグタイム」のライブの主催&共演者、ジャブーの宇野さんに武生駅まで送っていただき敦賀へ向かう車中。
昨日のライブで宇野さんいわく「寺田町を東京からよんでいっしょに酒を飲むために企画したライブ」(笑)。
楽しませていただきましたよ、じゅうにぶんに。ジャブーのリラックスしたステージ、オレの集中力をもてたライブ、アフターでの宇野さんとのデュオ、ジャブーとの共演、そして大事な打ち上げ(笑)。おいしい焼酎におでんに栗ごはんまで!すでに冷える福井の夜のあたたかい酒宴。話ははずみ、笑い声がはじける。しあわせなことだなあ。
そして本日は午後、宇野さんに温泉に連れて行っていただき、その後は越前そばを2軒はしご(あ、お酒は飲んでませんから・笑)。それにしても1年前に宇野さんから教わった越前そばの美味なこと!
あ、敦賀に着きます。
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by teradamachi | 2006-10-29 16:34 | Comments(4)
ララ京都
一人の時間が長めにないとブログは書けない。
というわけで今、京都から福井方面に向かう列車の中。連日晴天の旅だったけど日本海側はどうなんだろうか?1年前は雨だったもんな。
一昨日夕方から昨日の午後までヴァイオリンの宮嶋哉行と半年ぶりの再会。三重県でいっしょにダチョウを見て以来だ(笑)。
25年来、現役(?)でつきあっているもっとも古い友達。オレはやつのことがすごく好きだ。やつの話はとてもおもしろく、そして示唆に富んでいる。それぞれのやりかたでずっとよい音楽を求めて歩きつづけてきた。またやつはオレにいっぱいいい音楽をおしえてくれる恩人でもある。深く尊敬し合える古い友達がいる、というのは人生の大きな喜びだ。
一晩と明けての午後、京都は桂の方の川のせせらぎの聞こえる部屋でゆったりと時は流れ、話は尽きなかった。
そうそう「ピアノバーふら~っとホーム」のリハーサルでやつがギターの弾き語りとカリンバの叩き語りで歌を聴かせてくれたんだけど、これが素晴らしくてびっくりしてしまったよ。いつのまに!すごいよ宮嶋は。
さて昨日の午後、宮嶋と別れ初めての叡山電車に乗って、のんびりとした風景の中を(京都の街はどこからでも山が見えるもんなあ)一乗寺の「喫茶のん」へ。昔から名前だけは知っていたけど来るのは初めて。
早く着いてしまったのでお店でブログを書こうかと思ってたんだけど、初対面のマスターの笑顔を見たとたんオレはうれしくて怒濤のように(笑)しゃべり始めてしまった。
マスターはオレより16、7年上かな。36年お店を続けている。すごいなあ。でもそこには全然力みはなく、やわらかいたたずまいにほっとさせられる。ここにも素敵な大先輩がひとり。
そうこうするうちに「のん」でのライブを企画してくれた砂布均も到着。まずはビールで乾杯。
やつとオレとのジョイントライブ「酔いどれ達の夜」も今回で12回目。このお店なら絶対にいいライブになると確信。
お客さんもいい感じに入り、さて本番。いつものように二人での「飲みにいかないか」でスタート。生音ライブだ。
そして砂布のソロステージ。おっ、のってるねぇ。あいつこんなキャラクターだったっけ?(笑)
そしてオレだが、お店の作りが細長いので奥で歌うとカウンターから入り口への音が少々小さいのが気になり、始める直前に急遽強引に真ん中で歌えるスペースを作るという場外乱闘的反則ワザ(笑)を敢行。これが効を奏して実に気持ちよく歌えた。いやあ「のん」は最高だ!オレは京都でこうゆう場所を求めていたのだ。
アンコールは砂ちゃんといっしょに「夜を泳ぐ魚」。打ち上げはもちろん盛り上がり、リクエストで砂ちゃんは名曲「フェンスの向こう」そしてオレは「名もなき街角で俺達は名もなき者として出会った」(実にその場にふさわしかった。「のん」に乾杯!素敵なマスターとママさんに心から感謝します。大好きなお店がまたひとつ。また来年早春に!
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by teradamachi | 2006-10-28 15:40 | Comments(4)
大阪~京都
高知のお客さんの歓声がまだ耳に残る昨日の朝、国分川の川面の煌めきに後ろ髪ひかれつつ、はりまや橋まで海月くんとりんちゃんに見送ってもらい、高速バスで海峡をわたり大阪へ。ありがとう、高知。高知から数時間後に大阪の街に着いてしまったのはなんだかとても不思議な気分。だが「天人」の舞台がオレを呼ぶ。ただいまと帰るように「天人」に向かうのだ。
「天人」のJUNさんに初めてお会いした。スタッフの方から「お母さん、寺田町さんの歌は絶対気に入るから」とすすめられたとのこと。うれしいなあ。リハーサルが終わると「すごい声ですね。大好きです」とお母さん。うれしいなあ。しばらくお母さんと話し込む。実にオレと共通した価値観をもった方で意気投合。うれしいなあ。「若い頃になんて戻りたくない。ずっと生きてきて今がいちばんいい」と、オレがふだん言ってることをお母さんも言う。こんな素敵な大先輩がそうおっしゃるならば勇気百倍だ。もう今夜のライブはいいに決まってる!そう思えた。そうしてそうなった。実は6月の「天人」ライブはオレには珍しく、もうひとつ不完全燃焼だったので今回は絶対リベンジする決心だったのだ。よしよしオレ(笑)。
アンコールを終え舞台を降りるとスタッフの吉田さんが「実は明日JUNさんの誕生日なんで、よかったらハッピーバースディでも歌ってくれませんか」と耳打ち。さっそく舞台に戻りアカペラでハッピーバースディをJUNさんに歌う。おめでとう41歳。JUNさん「感激だなあ」吉田さん「ハッピーバースデイも寺田町さんが歌うとかっこいいですねえ」とうれしいお言葉。
しばらくお店でゆっくりしてから南河内万歳一座の役者、鈴木こう宅へ。3月以来の乾杯。はまちのアラでダシをとった鍋でもてなしてくれる。やつと飲んで話すのはとても楽しいので、時を忘れ気がつけば明け方。いかんいかん寝なければ。
明けて本日もよい天気。ただ今京都へ向かう車中。今夜は久しぶりにヴァイオリンの宮嶋哉行との共演。楽しみだ。
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by teradamachi | 2006-10-26 15:44 | Comments(0)
高知の楽しき2日間
小歩危、大歩危の絶景を車窓から眺めながらやがて着いた初めての高知駅。海月くんと、やはり1年前から高知に暮らしているオレの大事な友達モノ書きのりんちゃん(林仁美ちゃん)が迎えに来てくれる。うれしい再会に3人ともにこにこ。
はりまや橋まで少しぶらぶら。初めての高知の街。そしてバスに30分ほど揺られて(町中からはずれるとほんとにすごく揺れた)憧れの桂浜へ着く頃は日はとっぷりと暮れていた。残念ながら2日目の細い月はとうに姿を消していたが星空の下、太平洋を目の前に酒盛り。たしかにジーズキャフェのジョージさんの言った通り桂浜は人に語らせる。もちろんこの二人と話しているとオレはいつも語ってしまうのだけど。
翌日は午後、素晴らしい秋晴れの中を浦戸大橋を渡り(ここからの湾の眺めはすばらしかった。ただ歩道は狭いのでかなり危ない)ふたたび桂浜へ。昼間の太平洋が目の前にどーんと広がる。ちょうど11月15日の坂本龍馬生誕祭へむけて、太平洋を望む龍馬像の真横にやぐらを立て、龍馬と同じ目線で太平洋を眺めることができるようになっている。間近で見る龍馬の横顔はやさしいいい顔をしていた。
今回は高知に行くこと自体が目的だったのでライブができるとは思ってなかったのだが、ジョージさんの御尽力で、ライブなどやったことのない居酒屋「いも家」さんでやらせていただくことができた。まことにありがたいことである。
いも家のママさんは豪快な方で、集まってくるお客さんもそんママの人柄に惹かれてのことだろうな。始める前のお客さんたちの気配がとてもあたたかいことを肌で感じた。あとは歌うだけだ。
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by teradamachi | 2006-10-25 16:19 | Comments(2)
徳島~高知
1年ぶり、2度目の徳島。海と山が仲良く風景をかたちづくる街。
徳島でライブができるのは古い友人でドラマーの寒川くん(かんちゃんとオレは呼んでる)のおかげ。彼が故郷である徳島に帰って5年くらいたつかな。
会場は昨年と同じジャミン。そしてやはり去年と同じくヴォーカリスト大小がオープニングをつとめてくれる。今回はかんちゃんがドラム。オレには久しぶりのかんちゃんのドラムはすごくよかった。人情のあるドラミング。初対面のベーシスト満男は今どき珍しい渋いベースを弾く。意気投合してしまったな。で、大小のヴォーカルやはりすごかった。オレと同じだみ声系(笑)だがめちゃくちゃうまい。オレの知ってる日本の男性シンガーではいちばんうまいなと思う。最初はトム・ウェイツ、と思ったが資質はむしろサッチモに近い気がする。ステージではめちゃくちゃかっこいいのだが、酔っぱらうと急速にオッサン化する。オレより2つ年下とはとても思えない(笑)。
そうそう本番前に飲みに行った店で(ひなびていい店だった)大小が卵豆腐にわさびとしょうゆにすだちの皮をおろし金ですりおろしてかける、という食べ方をおしえてくれたのがひじょうに美味。すだちの皮をすりおろす、というやり方は生まれて初めて知ったが、徳島ではわりに普通なことらしい。いいことを教えてもらった。大小がHPに書けと言ったので素直に書いた(笑)。
しかし徳島のライブはのりがいいなあ。さすが阿波踊りの土地だ。アンコールでは大小のバンドといっしょに「飲みにいかないか」を演奏。大小とオレのだみ声合戦(笑)。楽しかったぞ。
さて本日は初めての高知へ。オレの大切な友人である海月くんが1年前から高知に暮らしているので会いに行くのだ。今日の徳島は小雨模様。高知の桂浜で酒盛りをする約束なので天気が心配。でもさっき海月くんに電話したら「すごいいい天気」とのこと。やった!おみやげに徳島名物「フィッシュかつ」(さつまあげをかつにしてあるもの。徳島では単に「カツ」と言う。これがうまいのだよ。)を買ってディーゼル電車に乗るのだ。
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by teradamachi | 2006-10-23 14:34 | Comments(3)
和歌山~徳島
うー、和歌山はいつも楽しすぎてついつい調子にのってしまうなあ(笑)。
和歌山のオレのライブはオールドタイムの松本さんがオブザーバーというかたちでいろいろ相談にのってもらいながら毎回いいかたちでやらせてもらっている。
 今回はおなじみのブルート。マスターである西川くんのバンド「野郎」と南忠(みなみますぐ)くんと美穂ちゃんのデュオ「天の羊」とそしてオレ。「暁と夕べに」というイベントタイトルにして三日月の写真を使ってステキなポスターを作ってくれたのは西川くん。
リハのあとみんなで近所の焼き鳥屋さんへ行き、なんだかとても盛り上がる。「打ち上げみたい」と誰かが言う(笑)。
 ライブは野郎のあったかい雰囲気でスタート。今回は西川くんと6弦ベースの五郎ちゃんのデュオ。
前にも書いたのだけど、南忠くんの歌は好きだ。繊細なのだが、軟弱ではなく針のようなしっかりとした芯がある。そしてオレと通じるロマンチシズムを感じる。今回は美穂ちゃんとのデュオユニット「天の羊」。以前にCDをいただいていたがライブで見るのは初めて。素敵な世界観を感じる。美穂ちゃんの美しい声。そして南くんのガットギターがめちゃくちゃかっこいい。
そしてトリはオレ。なんだかすごい集中力でぐいぐい演奏できた。われながら鳥肌ものの演奏であるのがわかった。来てくれましたね、音楽の女神さま(笑)。
松本さんも合流して12時をまわると野郎のベースの五郎ちゃんと松本さんが誕生日であることが判明。オレはアカペラで「ハッピーバースディ」を歌い、つづいて松本さんのギターで松本さんと「好きにならずにいられない」をデュエット。めちゃくちゃ気持ちよかった。ワインで乾杯。
さてさて今は和歌山港から乗ったフェリーの甲板で潮風に吹かれております。お!四国がすぐそこに。
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by teradamachi | 2006-10-22 16:54 | Comments(0)
名古屋~和歌山
昨夜の名古屋は今池ゼロ。一面のガラス扉の向こうの今池公園を背景とした「寺田町劇場」とも言うべきシチュエーション。今回の「寺田町通信」号外のまーみちゃんが書いてくれてるように生音シネマな空間ゼロでは毎回気持ちよく歌わせてもらってます。
 仕事のヤマを越えた当サイト管理マン、ヤマグチコージも所沢からかけつけてくれてうれしいぞ。
終わってからタクシー今西さんに連れられコージも拉致し(笑)かっちゃんの串揚げ屋さんへ。かっちゃんがDJのごとくかけてくれるステキな音楽(フリーからエノケンまで!)を楽しみながらおいしい串揚げを肴に酒がすすむすすむ(笑)。ツアー初日「ゼロ」からのうれしいスタートになりました。
さて本日も素晴らしい秋晴れ。秋風気持ちよい中を歩きながらディラン・トマスの詩に「とりわけ十月の風が」というのがあったなあなんて思い出した。
ただ今大阪「寺田町」を経由して和歌山へ向かう車中。今日もきらきら光る川をいくつも渡りました。今夜もよい夜になりますように。
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by teradamachi | 2006-10-21 16:32 | Comments(2)
リバー
以前にも書いたけど、新幹線は便利で助かるのだけれど車窓からの旅情があまり感じられないのは残念。
東京から名古屋までの間にもいくつもの大きな川(大井川や天竜川)を越えるのだがあまり実感がわかない。
やはり前にも書いたがオレはなぜだか川というもの、その存在が好きなのだ。川は自然のものなんだけど、オレにとっては象徴であったり比喩であったりもする。
故ボブ・マーリィさんの歌詞の中に「How many rivers we have to cross?」というくだりがあるが、20代のまるで先の見通しもなく苦しい時期、この言葉はとても切なく響いた。今でもボブ・マーリィの悲しげな声の響きとともにあの感覚は思い出せる。嘆きの歌だが決してあきらめているわけではないのだ。愚痴ではなく夜に流した涙を越えて夜明けへと向かう歌なのだ。越えるべき川はまだまだたくさんオレの前に流れている。
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by teradamachi | 2006-10-20 16:21 | Comments(0)
今日から旅
出発前夜までばたばたとしてブログも書けないまま出てきてしまった。今は東京駅へ向かう車中。とりかかってる新しい歌2曲、完成させる時間がなかったなあ。でもまあそうゆうことになってるんだな、きっと。
さて、本日は名古屋へ。大好きな今池、ゼロ。天気はどうかな?
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by teradamachi | 2006-10-20 13:35 | Comments(0)



旅する歌唄い“寺田町”。 旅をつづけなくちゃ...