ここではおなじみのオレの尊敬する大先輩、ペケこといとうたかおさんのライブを久しぶりに見に行った。場所は西荻窪「のみ亭」。
しばらく前にマスターのやっちゃんが倒れて入院してしまい、ライブができるかあやぶまれたのだけど、常連のアビさんがカウンターに入ってくれて無事ライブは行われた。 名古屋在住のペケのライブを見るのは昨年9月いっしょに西湘ツアーをして以来だ。 「のみ亭」初めてのペケは最初きょろきょろしながら、でも演奏し始めるとやはりすごい集中力。しかもリズムは大きく深い。 オレの大好きな「たんぽぽ」に始まり、のみ亭の家族的雰囲気の中でとても贅沢な感じ。 ペケにはとても親しくしてもらっているし、ミュージシャンとしてオレを認めてもらっているが、こういうときはオレはしっかりペケのファンである。しかも33年来の(笑)。 高田渡さんの「夜風のブルース」をペケが歌うのは初めて聴いたけど、すごかったな。ペケにしかあの歌をあんな風に歌えないよ。実はオレもオレなりにあの歌を歌おうと仕込んでいるのだけど。 後半はリラックスした感じで「リクエストあったら」というペケの言葉に、お客さんから「かたつむり!」と即答。ペケのデビュー間もない頃のシングル盤だった曲が、現在形ですばらしい演奏。ギターが素晴らしい! この後どんどん素敵な演奏は続き(ちなみにオレまで「DON DON DON」をリクエスト。)あらためて自分が歌っている「この今」に思いをいたらせていただきました。 近年はオフステージでのペケのわがままのなだめ役になってる感のオレですが(笑)やはりペケは素晴らしかったね。 終演後、名ドラマー古澤良治郎さん御用達の汚くて素敵な居酒屋「鳥安」にペケを連れていき、しばし楽しい時間を。 ほしかったペケのエッセイ集「小さな唄に手を引かれ」をゲット。
by teradamachi
| 2007-11-15 00:46
|
| ||||||
ファン申請 |
||