神戸のkazunさんと歌姫、田中智子ちゃんのおかげでできたオレの神戸初ライブ。
お店は三ノ宮「アートフラワー」。入ったとたん、このお店、30年はやっているな、と思ったが、やはり。マスターのたー坊さんこと呉屋多望通(くれやたもつ)さんによれば震災で壊れてしまったお店から数えると38年。が、オレより13歳上のたー坊さんはとても60歳には見えない、現役のロッカーである。初対面なのにオレにはとても懐かしい人に思えた。岐阜で「まがじん」をやってたムーチョのことを思い出したなあ。 リハで智子ちゃんがピアノで歌った「Nobody Knows」がとてもよかった。 本番、緊張気味の智子ちゃんだったけど、彼女がハードルを越えてもっともっと自由に楽しんで歌えるようになるのは、そんなに遠い日ではないように思える。 たー坊さん自身がミュージシャンであるおかげで、アートフラワーは実に演奏しやすかった。 たー坊さんに「スクラッチノイズのすき間から」を贈る。だってたー坊さんのためにあるような歌なんだもの。 ラストは智子ちゃんからのリクエスト「ドアのノブにはクリスマスのリボンが」。歌えたなあ。過去この曲をやってきた中でももっとも手ごたえがあった。 お店のスタッフ、ヒカルちゃんはとてもよく働くいい子で、最後、階段から見えなくなるまで丁寧に見送ってもらったときはじーんとしてしまった。 その後kazunさんと智子ちゃんに連れていってもらったロック居酒屋アビョーン」は強烈だった。せまいお店のドアを開けるとPILの「フラワーオブロマンス」が響きわたっている。こんなの聴くの20年以上ぶりだ。 おいしいおでんをつまみつつ、智子ちゃんと飲み語っていると、次かかったのはマイルスの「ビッチズブリュウ」おー!そして次は小島麻由美ちゃん(笑)。久しく会ってないなあ。 お店はママさんが一人でやってるのかと思ってたら、さっきまで酔いつぶれて寝てる客だと思ってた人が、なんと マスターだった(笑)。このマスターがまたおもしろい人で。 また絶対行きたいお店。神戸おもしろいな。でも歩行者や自転車乗りにマナーが悪い人が多いのにもびっくり。 智子ちゃんにそのことを話したら「そうなんですよ!」と言われ、オレがひどい目にあった話をしたら大受けされてしまいました(笑)。 さーて本日は最終日浜松。
by teradamachi
| 2007-11-05 16:26
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