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大阪~京都
高知のお客さんの歓声がまだ耳に残る昨日の朝、国分川の川面の煌めきに後ろ髪ひかれつつ、はりまや橋まで海月くんとりんちゃんに見送ってもらい、高速バスで海峡をわたり大阪へ。ありがとう、高知。高知から数時間後に大阪の街に着いてしまったのはなんだかとても不思議な気分。だが「天人」の舞台がオレを呼ぶ。ただいまと帰るように「天人」に向かうのだ。
「天人」のJUNさんに初めてお会いした。スタッフの方から「お母さん、寺田町さんの歌は絶対気に入るから」とすすめられたとのこと。うれしいなあ。リハーサルが終わると「すごい声ですね。大好きです」とお母さん。うれしいなあ。しばらくお母さんと話し込む。実にオレと共通した価値観をもった方で意気投合。うれしいなあ。「若い頃になんて戻りたくない。ずっと生きてきて今がいちばんいい」と、オレがふだん言ってることをお母さんも言う。こんな素敵な大先輩がそうおっしゃるならば勇気百倍だ。もう今夜のライブはいいに決まってる!そう思えた。そうしてそうなった。実は6月の「天人」ライブはオレには珍しく、もうひとつ不完全燃焼だったので今回は絶対リベンジする決心だったのだ。よしよしオレ(笑)。
アンコールを終え舞台を降りるとスタッフの吉田さんが「実は明日JUNさんの誕生日なんで、よかったらハッピーバースディでも歌ってくれませんか」と耳打ち。さっそく舞台に戻りアカペラでハッピーバースディをJUNさんに歌う。おめでとう41歳。JUNさん「感激だなあ」吉田さん「ハッピーバースデイも寺田町さんが歌うとかっこいいですねえ」とうれしいお言葉。
しばらくお店でゆっくりしてから南河内万歳一座の役者、鈴木こう宅へ。3月以来の乾杯。はまちのアラでダシをとった鍋でもてなしてくれる。やつと飲んで話すのはとても楽しいので、時を忘れ気がつけば明け方。いかんいかん寝なければ。
明けて本日もよい天気。ただ今京都へ向かう車中。今夜は久しぶりにヴァイオリンの宮嶋哉行との共演。楽しみだ。
by teradamachi | 2006-10-26 15:44
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旅する歌唄い“寺田町”。 旅をつづけなくちゃ...