生き続け、やり続けてきてよかったと思うことは多々ある。 そんなありがたい人生を生きさせていただいているオレですが、今回のこの共演はまるで予想だにしなかったので、びっくりのあまり今の段階では緊張にもいたらない段階(笑)。 2月終わり渋谷ドレスのライブ後、当サイト管理人ヤマグチコージと飲んだくれていると亀有KID BOXのスミさんからメール。 「柳田ヒロさんと一緒にライブやりませんか?」 「柳田ヒロさんってあの、エイプリルフールや岡林信康さんの『俺らいちぬけた』や吉田拓郎さんの『伽草子』や高田渡さんの『石』の音作りに深く関わってかっこいいピアノやオルガンを弾いてる、『あの』柳田ヒロさんですか?」 今あげたのはオレが中学生の頃に愛聴していたレコードたちである。エイプリルフール(『はっひいえんど』の前身と言われ、メンバーはかなり重なるけれど目指したものはかなり違ったようです)のアルバムは手元にはないけど、オレが今聴けるものに関して言えば、いま聴いてもめちゃくちゃかっこいいです。 オレは岡林さんは中学生以来ほとんど聴いていないので申し訳ないのですが、1971年頃、ヒロさんがビアノを弾いている「申し訳ないが気分がいい」の美しさ、黒テントの佐藤信作詞になる「いくいくお花ちゃん」のファンキーなかっこよさ、久しぶりにレコード引っ張り出して聴いたけどやっぱり素晴らしいです。 その時代のいわゆる最先端と思われる音が真っ先に古びてしまうことが多いのに、それを越えて新鮮であり続けるものもある。 おそらく表面だけでなくその根っこまでしっかりつかまえなければ、ってことなんだろうけど、それはまた別な話(笑)。 そんなわけで明日4月10日(土)亀有KID BOXにて、おそらく最初で最後の(笑)寺田町、柳田ヒロさんとの共演であります。 もし来ていただける方はお店へご予約よろしくお願いします!
by teradamachi
| 2010-04-09 04:53
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